血液性疾患の方へ

病因

血液性疾患とガンの発症は共通性があります。これはヘマトクリットの減少、ヘモグロビンの減少、赤血球、白血球、血小板の減少、過剰鉄(血清鉄の上昇です)。ヘマトクリット%の水準が赤血球、白血球、血小板、ヘモグロビン、鉄の、質量を決定します。ヘマトクリット%=赤血球の下降が、骨髄のガン化である、多発性骨髄腫、白血病の進行まで、続きます。再生不良性貧血、溶血性貧血は、基礎体温の下降=ヘマトクリット%の下降=赤血球数の減少として、理解できます。

治療方法

血液性疾患全般

基礎体温を引き上げて、ヘマトクリットを病態の限界値まで、引き上げます。ヘマトクリットが上昇すると、過剰鉄、CRP、LDHの指数が下降し、血球減少がストップします。骨髄への酸素供給、アミノ酸供給を保障するには、ヘマトクリットを引き上げる以外、治療方法は存在しません。骨髄が回復したことを確認するには、ヘマトクリット%の水準が継続し、赤血球、白血球、血小板、ヘモグロビン、鉄の、質量が安定し、継続することにより、確認が取れます。

溶血性貧血、自己免疫溶血性貧血

基礎体温が下降し、ヘマトクリット%が、減少します。CRP、LDH、溶血反応が上昇すると、更に、再生不良性貧血、白血病、骨髄異形成症候群、多発性骨髄腫に病態は進行します。基礎体温35度台。溶血性貧血で確認済みです。 治療。基礎体温を引き上げて、ヘマトクリット40%以上目指して、引き上げる以外には、治療は存在しません。

溶血反応はないケースでは、白血球、血小板、赤血球の減少です。ヘマトクリットの減少、下降により、ヘモグロビンの減少、下降を伴って、結果的に、白血球、血小板、赤血球が減少し、再生不良性貧血、白血病への病態進行を引き起こします。これは骨髄性疾患に連続します。

白血病、多発性骨髄腫は骨髄のガン化です。ヘマトクリット%の下降の、最も低い病態です。赤血球、白血球、血小板、ヘモグロビンは下降します。鉄は上昇します。骨髄への、酸素及びアミノ酸供給が不足して、これが続き、骨髄はガン化します。

ガンの発症、再発

ヘマトクリットの減少、下降と平行します。ヘマトクリット減少症、過剰鉄(血清鉄の上昇)。臓器、組織、骨格、神経系、脳(高次機能)への酸素供給が減少、不足するために、臓器、組織を維持できなくなり、発ガンすると考えられます。 治療。基礎体温を引き上げて、ヘマトクリット40%以上目指して、引き上げます。16週で、効果は確認できます。ヘマトクリット%=赤血球数です。 ヘマトクリットが上昇すると、過剰鉄は下降し、CRP、LDHの指数は下降し、ガンマーカーは下降します。

治療例

再生不良性貧血の男性が5月31日服用開始した例です

  5月27日採血 6月25日採血
白血球数 2430 2630
赤血球数 130万 128万
ヘモグロビン 5.0 4.8
ヘマトクリット 14.9% 14.4%
MCV 114.6 112.5
MCH 38.5 37.5
MCHC 33.6 33.3
血小板数 11.000 12.000
216 108
TiBC 403 374
LDH 205 169
フェリチン 173 149
CRP 0.16 0.11

コメント

血清鉄が下降したことが重要な意味を持ちます。これは、輸血以上に、治療上の価値を持ちます。つまり、輸血では治療できません。 この治療を続ければ、ヘマトクリット%=赤血球数が増加に転じます。白血球、血小板数は増加しています。ボンゾール服用中。子宮内膜症に用いる西洋薬です。副作用を主作用に利用していますが、効果はありません。副作用が、強く現れました。再生不良性貧血から骨髄異形成症候群への進行は、末梢血のレヴェルの異常が、骨髄の異常へと移行することを意味します。

結論

血液性疾患に対する有効性のある、西洋薬は鉄剤が軸です。ビタミンB12、葉酸。 エリスロポエチン、副作用。赤血球ろう、白血病の赤血球版。 輸血、鉄の増加により、輸血は連続する限界が明らかです。

治療

骨髄機能の限界値まで、ヘマトクリットを引き上げます。再生不良性貧血は、治療時間がありませんので、短期間に基礎体温を引き上げて、ヘマトクリットを引き上げます。血液の減少に対する治療は、西洋医学には存在しません。ヘマトクリットの減少、ヘモグロビンの減少、赤血球、白血球、血小板の減少は、早い段階で治療に入ることです。骨髄性疾患、再生不良性貧血、慢性白血病では、生存延長は可能です。急性白血病に対する輸血は、効果があるそうです。しかし、連続できないことが問題です。輸血が必要なケースでは当方の治療と併用することにより、鉄の上昇をコントロールできます。

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